ポートランドで自転車を購入
ポートランドはバイクフレンドリーな街としても有名で、そこが前回お伝えした住みやすさにもつながっています。
自転車専用の道が整備されているし、駐輪所を設けているお店も結構あります。
街自体がそこまで大きくないので、頑張ればあらゆるところに自転車でいくことができます。疲れたらバスやトラムに自転車を乗せて移動することも可能。
私はポートランドに到着して翌日にバイクを買いにいきました。
どれくらいポートランドに住むのかわからなかったので、手頃な価格で、安全に動いてサイズが合えばOK!とデザインや質へのこだわりは捨てました。
最初に滞在していたAirbnbのオーナーに、
「中古で安く自転車を買いたいのだけどどこに行けばいいかな?」ときいたところ
「コミュニティーサイクリングセンターに行ってみたらどうかしら」
と言われて、行ったのがこちらです。
www.communitycyclingcenter.org
ここでは中古の自転車のみが売られて、それぞれの自転車に修理が必要と思われる箇所のメモ(点検表のようなもの)が貼られています。
修理不可欠、修理すると安心、気になる程度といった感じでリストにチェックが付けられています。
修理不可欠の箇所だけ修理を依頼して、自転車(中古)、ヘルメット(新品)、鍵(新品)、泥除け用のフレームを購入しました。
トータルで450ドルくらいしたと思います。中古なのに高い!と衝撃を受けた記憶が(涙)
ちなみにこのお店では手袋などの小物類の中古品も売られています。
ヘルメットはNext Adventureというお店でも中古のものが手に入るようです。
こちらはスポーツ用品店で、地下のフロアに中古商品が置かれています。スキーウエアから手袋まで様々なものがひしめき合っているので、掘り出し物好きな人にはお勧めです。
今考えると、自転車購入にCraigslist(クレイグスリスト)を使うという選択肢もあったな、と思いますが、着いて間もなく英語に全く自信のなかったあの頃の私ではハードルが高かっただろうなと思うので、こちらで自転車を購入したのは得策であったと思います。
Craigslistとは個人同士で物を売買したり(車も!)、アパートを貸したり、旅行で家をあけている間、だれか住みませんか?って短期間でレンターを探したりできるサイトです。ポートランドだけではなくて、世界各国で使われています。
ポートランドのCraigslistページはこちら。
こちらが私が乗っていた愛車です。
ポートランドは夏以外、雨の日が多いので、自転車に乗れる雨具の準備も必須です!
ポートランドが住みやすい5つの理由
ポートランドに2年住んで、現在はヨーロッパを転々としています。(2018年1月現在)
でも今もポートランドは大好きで、もし機会が巡ってきたらまた住みたいなと思っています。(私がポートランドからヨーロッパに移った理由は次回のブログで)
今日はどうしてこんなにポートランドが好きになったのか、住みやすいと感じたのかを改めて考えてみました。
写真は、夏に公園で行われた野外コンサートで撮影しました。とってもピースフル!
1. 自然が豊か
ポートランドが人気の理由としてよくあげられるのが、街から車で15分も行けばハイキングを楽しめるという希有な立地条件。
一年を通して、休みの日にすることと言えば「ハイキング」と答える人がたくさん。というか「他に何するかな?」くらいの感じ。
私が東京にいた頃、休日となったら、ショッピング、マッサージ、美術館や映画館へ行く、友達とお茶かごはん、ということがほとんどでした。そう、これら全てお金がかかるんですよね。
ポートランドの人はお金をあまり使いたがりません。特に夏は公園でピクニックや森でハイキングがメインの娯楽になります。
ポートランドに住んでから、ただただ木や空をぼーっと眺めることがますます得意になりました。(笑)
2. 人々がフレンドリー
ロサンゼルスやニューヨーク、ヨーロッパに行ってからますます、「ポートランドの人って本当にフレンドリーだな」と思うようになりました。
まずドライバーが道をよく譲ってくれます。
オレゴン州の運転ルールとして「歩行者がいたら止まらなければならない」と決められているということもあるのですが、車同士でも譲られることが多いです。車線変更で前に入れてあげたら窓から手をフリフリして、サンキューって合図してくれるなんてこともありました。
スーパーのレジやカフェでも「How's it going?」と聞かれて会話をするのは普通。困ったときなど、尋ねれば大抵、丁寧に教えてくれます。
日本人も困っている人にとても親切だと思うのですが、日本の文化と大きく違うなと感じた点は、お客さんと店の人の関係がフラットであるということ。
日本ではどうしても「立場的にお客さんのほうが上で店員さんは下」という認識の存在を、自分自身の感覚も含め、否定できません。
どちらがいい悪いではなくて、よく言われることではありますが、自分がどういった環境に住んでいたのかということを海外に住むことで俯瞰できて、とても面白いです。
3. 治安がいい
ポートランドはダウンタウンにあるチャイナタウン周辺(チャイナタウンとは名ばかりのエリア)を除き、私の経験ではほぼ夜一人で歩いても問題ないように感じます。ただとても暗いです。外灯なんてない場所がほとんどなので、人に襲われることよりも、足場が悪く、転ぶとかつまづく危険性の方が高いように感じます。
※ 私が住んでいたのはイーストサイドです。ウエストサイドは状況が違うかもしれません。(ダウンタウンはウエストサイド)
4. 消費税(Sales TAX)がない
日本では消費税8%ですよね。ポートランドは消費税がないので、価格表示そのままの金額を支払います。アメリカなので、チップは支払う必要がありますが。チップはだいたい15〜20%が基本です。
ニューヨークは8.875%、カリフォルニア州は9.25〜10.25%、サンフランシスコは8.5%となっています。(2018年1月現在)
消費税がないことは留学生の身であった私にはとてもありがたかった。
5. 食べ物が美味しい
アメリカの田舎で外食先しようと思ったら、ファーストフードかダイナーと呼ばれる脂っこいポテトフライとかステーキなどしかない、味もよろしくないお店しか選択肢がないのが通常です。
ユタ州で「どうしてこんなにまずく作れるのか?!」と不思議に思うくらい残念な巨大なホットケーキにめぐりあった経験があります。
上がそのダイナーでサーブされたもの。ホットケーキの上に乗ってるのはマーガリン。サラダは味つけされていません。ハンバーガーみたいなのはチキンサンドイッチです。
ポートランドはオレゴン州の田舎にも関わらず(失礼!)全米の中でも美味しいと言われるレストランがたくさんあります。
ポートランドの天候や土壌が野菜や果物、穀物を育てることに適していいる。農場や牧場もしかり。そして意識の高い小規模な生産者が努力をしていること、そしてオーガニックフードに対する意識や関心が高いこと。この街を美食の街と足らしめる理由であると感じます。
私は料理が好きで、ポートランドでもよく料理をしていました。スーパーマーケットとファーマーズマーケットが大好きで暇さえあれば行っていたのですが、素材自体が新鮮で美味しいので、シンプルな調理法でもとても美味しい料理が出来上がります。
今のところヨーロッパでドイツ、ポルトガル、ポーランドと3つの国に滞在しましたが、ポートランドがダントツに美味しいです。ただ価格は一番高いです(苦笑)
アメリカ人の友人も口をそろえて、ポートランドはとてもめずらしい場所であると言っていました。
「田舎で自然にあふれているのに、ここにはカルチャーがあるんだ。オーガニックフードやビーガン、グルテンフリーなど食への意識が高い人が多くて、美味しいレストランがたくさんある。そんな場所はアメリカにそうそうないんだよ。そして子育てにはもってこいの場所だよ」って。
ポートランド旅行前に読んだ本。POPYEは中古しかないのですが、これがポートランドを訪れた一番のきっかけでした。
学生ビザ申請から渡米までに注意してほしい2つのこと
学生ビザを取得して渡航するまでは下記のような手順をふみました。
アメリカ大使館のサイトにも詳しく説明がありますし、他の方も書いていらっしゃるので簡単に説明します。
- アメリカ大使館のホームページで面接の予約
- 大使館に行き、面接を受ける
- ビザを取得(郵送で送られてきます。私は10日間ほどかかりました)
- 航空券の購入
- 渡米(学校入学の1ヶ月前からアメリカへの入国可能)
航空券の購入は1ヶ月以上くらいだったらほぼ問題ないと思いますが、ビザの発行に時間がかかって出発日に間に合わず、航空券が無駄になる、といった可能性もあるので注意してください。
一番手間なのが、手順2の大使館に直接行くことです。
私は東京赤坂の大使館で手続きをしました。
まず、アメリカ大使館のサイトで面接の予約をします。
そして当日、緊張しながら大使館に向かいました。
大使館前には行列ができていて、正直、「え!予約してるのに!?」と怯みました。
まず荷物チェックを外で行います。行列はその荷物チェック待ちです。
このとき予約した時間が早い人が優先、とかそんな配慮はありません。
で、やっと自分の番がやってきてこう言われました。
「このカバンは持込めませんので、駅などのロッカーにいれてきてもらえますか?」
「えーーー!!」
駅、そんなに近くないですよ。そして静かに列に並んで結構な時間待ちました。
と噛み付いたところで、どうにもなりません。
私はロッカー駅よりも近くにありませんか?と聞きましたが、ありません、とのことでした。
あとで調べたら、持込める荷物について、しっかりこのページに書いてありました。
大使館への持込み可能なもの:
- 携帯電話1台
- 手持ち可能なバッグ1点 (25cm×25cm以下)
- ビザ申請関連書類が入った透明なクリアフォルダー
- 傘、ただし荷物検査前にセキュリティゲートの外の傘立てに置くこと
大使館への持込みができないもの:
- ノートパソコン、iPad、USBメモリ、電子手帳、スマートウォッチ、ポケベル、カメラ、オーディオ/ビデオカセット、コンパクトディスク、MP3、フロッピーディスク、ポータブル音楽プレーヤーなどの電子機器
- 許可されたサイズ(25cmx25cm以下)を超える大きなかばん(バックパック、リュックサック、ブリーフケース、旅行かばん、スーツケースなど)
- 食品全般
- 煙草、葉巻、マッチ、ライター
- はさみやナイフ、爪やすりなどの先の尖った物
- 全ての武器、凶器、火薬、爆発物
みなさん注意してください。
そしてもう1点、絶対に忘れてはいけないことが。
それは、学校から送られてきた書類(I-20)をアメリカにもっていくこと!
私はビザが発行された後、学校の書類のことをすっかり忘れていたんです。ビザ発行のために必要な書類であって、入国に必要とは思っていなかった。
この忘れ物のために、乗り継ぎ先のサンフランシスコで4時間待たされました。
まず別室に呼ばれたのですが、その間ずっと
「入国できるのかな?日本に返されるのかな?」
と不安な時間を過ごし、幸いなんとか入国できた後も、乗り継ぎ予定だった飛行機はすでに離陸してしまっており、最終便でなんとかその日中にポートランドに到着できたものの、ぐったりでした(涙)
そしてこの痛恨のミスは入国後もつきまといました。
運転免許証を取る際に、「書類不備で入国したことがパスポートに記載されている」と免許取得の申請を受け入れてもらえず、面倒な手続きと時間が必要となりました。
他の方が私と同じ間違いをしませんように、とブログに記載しました。
以上、くれぐれもこの2点にはご注意ください!
アメリカポートランドの英語学校、どこがおすすめ?
ポートランドに住むと決めた後、まず行ったことはビザの取得です。
ちなみに私は留学先紹介会社などを使わずに、全て自分で手続きを行いました。費用はかかりますが不安な方は相談してみるのもいいと思います。
「とりあえず1年間住む」と決めていたので、一番簡単に取得できる学生ビザ(F1ビザ)でアメリカに滞在することにしました。英語が堪能なわけではないので、アメリカ人がいく大学や専門学校などではなく、非ネイティブのための英語学校に通うことに。
私が実際に通った学校を中心に、今回は3校を紹介します。
- 1. Portland Community College / ポートランドコミュニティーカレッジ (通称PCC)
- 2.Portland English Language Academy / ポートランドイングリッシュランゲージアカデミー (通称PELA)
- 3. Colombia School of English / コロンビアスクールオブイングリッシュ
1. Portland Community College / ポートランドコミュニティーカレッジ (通称PCC)
オレゴン州で一番大きなポートランド2年制公立大学の、通称 ESOL (English for Speakers of Other Languagesの略)と呼ばれる、ノンネイティブのための英語授業です。 ※コミュニティカレッジについては後述します。
★PCCのよいところ
・アメリカの大学の単位が取得できる
・授業の質が高い
・ネイティブの学生と同じキャンパスに通うので、現地の雰囲気を味わえる
・レベルが到達すれば通常の授業(経済や哲学アートなどなんでも)を受けることができる。幅広いジャンルの授業があります。
★PCCのネガティブポイント
・費用が高い!
施設利用料、保険に加入しなければいけないこともあり、3ヶ月 1ターム 38万円ほど。ちなみに留学生はアメリカ人と受講費用が異なり、約3倍です(涙)
・宿題が多い(本気で勉強したい人にはありがたいことですね)
ちなみに卒業後は就労準備期間として1年間アメリカに滞在できるビザを得ることができます。
この学校で学生ビザを取得するためには、1学期(3ヶ月間)、15単位を取得する必要があり、少なくともSpeaking, Communication, Writing の3クラスに申込まなくてはいけません。
PCCはポートランドの中に4つのキャンパスがあり、自分の住む場所に合わせてキャンパスを選ぶことができます。
クラスのレベルは最初に受けるコンピューターテストと作文テストで決められ、キャンパス、時間帯、教師によって自分で授業を選びます。
とはいえ、Speaking, Communication, Writing、3つ全てとらないといけないので、それぞれの開講時間が被らないようにすると選択肢はかなり限られます。
★受講した感想
私はPCCに1ターム、3ヶ月通いました。毎日授業があるわけではなく、日によっては午前中だけということもあったのですが、宿題が多いので、結局学校に行って勉強していました。私の通った3校中、授業の質が一番よかったように感じます。 ※コミュニティカレッジとは
アメリカにはコミュニティカレッジという2年制の公立大学があります。地域の人が平等な教育を受けられるようにと作られた大学で、入学のハードルが低く、費用も4年制大学に比べると安いです。2年間コミュニティーカレッジに通い、そのあと4年制大学に編入することで大学進学費用を抑える人がかなりいます。
英語レベルが到達したら通常の大学の授業を取得することが可能で、陶芸やアートなどを専攻し、ネイティブスピーカーの友人をつくっている人もいました。
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2.Portland English Language Academy / ポートランドイングリッシュランゲージアカデミー (通称PELA)
こちらは大学ではなく個人が経営する語学学校です。
学生ビザを取得するためには平日毎日授業に通う必要があり、日本の気軽な駅前留学を提唱する英語学校とはだいぶ異なります。大きなショッピングモールの中にあって、設備も新しくきれいです。
★PELAのよいところ
・毎月月初にタームがスタートするので、入学がしやすい
・費用が月払いなので、短期間の受講ができる
・公立の学校にくらべて費用がお手頃
1ヶ月 $995(約11万円)で、複数月申し込むと割引があります。
★PELAのネガティブポイント
・生徒が全員ノンネイティブなので、ネイティブの友達を作るのが難しい
・平均年齢が若い(私はアラフォーなので浮きました)
・授業の質は先生によりけり(先生、クラスを自分で選ぶことはできません。初受講後すぐにリクエストをすればクラスの変更は可能)
長期休みを利用して短期留学したい方や、費用を抑えたい方におすすめです。
★受講した感想
私は1ヶ月だけ通っていたのですが、そのときは冬で生徒数が少なかったため、午前中の授業のみ、午後の授業は開講されていませんでした。
中南米、サウジアラビアの学生が多く、彼らはとても積極的なので話し出すと止まらないということが多々ありました。先生の授業の組み立て方にもよるかと思いますが、日本人の生徒は私も含め、他人の発言中にごりごり割り込むということをしないので(礼儀として人の話しをききましょうと教わっている)、授業中一度も発言せずに終わってしまい、無念、、、ということが何度かありました。
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3. Colombia School of English / コロンビアスクールオブイングリッシュ
2つ校舎があって、私が通っていたのはポートランドの中心地。街の散策がしやすくてよかったです!
ちなみに通っていたと記載したのですが、正しくはコロンビアではないんです。
コロンビアのダウンタウン校は以前 CAPSTONEという名前で別のオーナーが経営しており、私はそこに3ヶ月通っていました。
しかし経済的な理由(?)で閉校となり、コロンビアが経営権を買い取り、引き続き同じ校舎で名前を変えて運営をしています。なので先生、カリキュラムなども異なるようです。
★コロンビアの基本情報
・費用: 3ヶ月 1ターム $2,495(約28万円)
・授業スケジュール:月〜金 9時〜1:50 or 2:20 (お昼休憩あり)
実は私がポートランド滞在中、このコロンビアに友人が通っていたのですが、内部体制に混乱が続いていたようでその被害を友人も被ったということがあり、個人的にはよい印象がありません。ただ、今現在の状況がわからないので、なんともいい難いです。
現状を確認して、情報が得られましたら更新しますね。
他にも紹介したい学校があるので、追って追記します。
写真はPCCでの一コマ。イスラムのお祭りの日で、校舎の一角で生徒たちがブースをつくり、ダンスをしているところに参加しました。
あまりにかわいくて思わず動画撮影したものを写真にしたので画質が悪くて申し訳ないですm(__)m
自己紹介します
当ブログにお越しいただきましてありがとうございます。
ブログを運営しております、okayoです。
簡単に経歴を紹介させていただきますと、
19●●年 母の地元大阪八尾市で生まれ、静岡で育ちました。
高校1年の夏休み、どうしても留学がしてみたくて、母に相談。
「成人式の着物資金と引き換えね」となんとか留学資金を出してくれることとなり、2週間イギリスのケンブリッジへ。
しかしホームステイ先はどうポジティブに考えても「ただお金を稼ぎたかったんだろうな…」という結論に至ってしまう若い夫婦で、
素敵なティータイムや見たこともない料理が並ぶテーブルといった光景に出会うことは一度もなく、缶の煮マメとパンを食べながら孤独な時間を過ごしました。英語も上達なし(涙)
それでも海外へのあこがれは消えませんでした。
京都の大学に進学してからは、長期の休みを利用してトルコやタイ、ラオス、インド、ネパールなどへ貧乏旅行に出かけていました。
大学はなんとか4年で卒業。
後、憧れだった東京の某サブカル雑誌出版社に勤務するも、雀の涙ほどの月収での東京一人暮らしに限界が訪れ、転職を決意。
webディレクターに転身し、数社で経験を積んだ後、投資教育会社のマーケティング部に所属。ここでの仕事はいい出会いもたくさんあり、とても刺激的でかなりのめり込んで働いていました。
その一方心の奥底では、
「私の人生このままでいいのかな?」というなんとも言えない不快な感覚が常にくすぶっていたように思います。
そしてそんな生活に転機が。
2015年4月、「世界一住みやすい街」として当時マガジンハウスのポパイで1冊まるごと特集が組まれるほど流行っていた(たぶん?)ポートランドへ旅行に行ったんです。そしてまさかのフォーリンラブ。
帰国後もポートランド熱が冷めやまず、5ヶ月後、お世話になった会社を退職し、学生ビザを取得して渡米。
とは言え、渡米前にアメリカでの収入に目処があったわけではなく、貯金を切り崩しての生活だったので「最低1年はいられたらいいな」という気持ちでした。
結果、約2年ポートランドに住み、2017年12月にヨーロッパへ移りました。
私と同じ世代で、海外移住に興味がある人、今の生活を変えたいなと思っている人へ、少しでも私の経験が役に経ったらいいなーと思ってブログを始めることにしました。
どうぞよろしくお願いします。m(__)m
写真はポートランドお気に入りカフェ、P's & Q's Market
古き良きアメリカの雰囲気でワタシ的ほっこりカフェ