学生ビザ申請から渡米までに注意してほしい2つのこと
学生ビザを取得して渡航するまでは下記のような手順をふみました。
アメリカ大使館のサイトにも詳しく説明がありますし、他の方も書いていらっしゃるので簡単に説明します。
- アメリカ大使館のホームページで面接の予約
- 大使館に行き、面接を受ける
- ビザを取得(郵送で送られてきます。私は10日間ほどかかりました)
- 航空券の購入
- 渡米(学校入学の1ヶ月前からアメリカへの入国可能)
航空券の購入は1ヶ月以上くらいだったらほぼ問題ないと思いますが、ビザの発行に時間がかかって出発日に間に合わず、航空券が無駄になる、といった可能性もあるので注意してください。
一番手間なのが、手順2の大使館に直接行くことです。
私は東京赤坂の大使館で手続きをしました。
まず、アメリカ大使館のサイトで面接の予約をします。
そして当日、緊張しながら大使館に向かいました。
大使館前には行列ができていて、正直、「え!予約してるのに!?」と怯みました。
まず荷物チェックを外で行います。行列はその荷物チェック待ちです。
このとき予約した時間が早い人が優先、とかそんな配慮はありません。
で、やっと自分の番がやってきてこう言われました。
「このカバンは持込めませんので、駅などのロッカーにいれてきてもらえますか?」
「えーーー!!」
駅、そんなに近くないですよ。そして静かに列に並んで結構な時間待ちました。
と噛み付いたところで、どうにもなりません。
私はロッカー駅よりも近くにありませんか?と聞きましたが、ありません、とのことでした。
あとで調べたら、持込める荷物について、しっかりこのページに書いてありました。
大使館への持込み可能なもの:
- 携帯電話1台
- 手持ち可能なバッグ1点 (25cm×25cm以下)
- ビザ申請関連書類が入った透明なクリアフォルダー
- 傘、ただし荷物検査前にセキュリティゲートの外の傘立てに置くこと
大使館への持込みができないもの:
- ノートパソコン、iPad、USBメモリ、電子手帳、スマートウォッチ、ポケベル、カメラ、オーディオ/ビデオカセット、コンパクトディスク、MP3、フロッピーディスク、ポータブル音楽プレーヤーなどの電子機器
- 許可されたサイズ(25cmx25cm以下)を超える大きなかばん(バックパック、リュックサック、ブリーフケース、旅行かばん、スーツケースなど)
- 食品全般
- 煙草、葉巻、マッチ、ライター
- はさみやナイフ、爪やすりなどの先の尖った物
- 全ての武器、凶器、火薬、爆発物
みなさん注意してください。
そしてもう1点、絶対に忘れてはいけないことが。
それは、学校から送られてきた書類(I-20)をアメリカにもっていくこと!
私はビザが発行された後、学校の書類のことをすっかり忘れていたんです。ビザ発行のために必要な書類であって、入国に必要とは思っていなかった。
この忘れ物のために、乗り継ぎ先のサンフランシスコで4時間待たされました。
まず別室に呼ばれたのですが、その間ずっと
「入国できるのかな?日本に返されるのかな?」
と不安な時間を過ごし、幸いなんとか入国できた後も、乗り継ぎ予定だった飛行機はすでに離陸してしまっており、最終便でなんとかその日中にポートランドに到着できたものの、ぐったりでした(涙)
そしてこの痛恨のミスは入国後もつきまといました。
運転免許証を取る際に、「書類不備で入国したことがパスポートに記載されている」と免許取得の申請を受け入れてもらえず、面倒な手続きと時間が必要となりました。
他の方が私と同じ間違いをしませんように、とブログに記載しました。
以上、くれぐれもこの2点にはご注意ください!