ポートランドのファーマーズマーケット
ポートランドに観光に来た人の多くが訪れるファーマーズマーケット。
ホテル宿泊だと料理ができないので楽しみ半減ですが、それでもぜひ一度は訪れてほしいです。料理好きの方、お子さんと一緒の方、長めに滞在できる方はキッチンを利用できるAirbnbでの宿泊をおすすめします。
一番大きくて有名なファーマーズマーケットは、ポートランド州立大学の構内で毎週土曜に開催されるPortland Farmers Market » PSU。
冬を除いて野菜の種類が豊富でどれもとれたて新鮮!たくさんのファーマーがお店を出しています。そのうちの一つにアルグラ(ルッコラ)とわさび菜などを売っている小さなお店があるのですが、このアルグラの美味しさは忘れられません!わさび味のアルグラというものまであって、これもまたピリッと辛くて美味しいんです。
遅い時間にいくと売り切れてしまうので、私はまず一番にそのお店に向かっていました。その後で、他のお店をチェック。これがそのアルグラです!
フレッシュなお魚屋さんや冷凍のお肉、チーズなどをチェックして、小腹がすいたら、ブリトーやクレープ、カレーやキッシュなど買って食べながら、またグルグルとマーケットを散策していました。
パンや焼き菓子が大好きな私は、パイのお店 Lauretta Jean's 、塩味のきいたクロワッサンが美味しいFressen Artisan Bakery、グルテンフリーのパンのみを提供するNew Cascadia などが好きでした。これらのお店は実店舗もあるので、そちらで購入することも可能ですが、中には実店舗をもたないお店もあります。農家さんのお店はもちろんですが、例えば、日本人のミオさんのお菓子のお店。
アメリカでは珍しい、見た目も味も繊細で美しいお菓子を購入することができます。お友達もこちらのお店のお菓子はギフトに最適とよく購入していました 。
野菜ってこんなに美しいのか!と感動しました。
次に私がよく行っていたのはヒッピーな人たちが多く集まるPeopl's Food Coopのファーマーズマーケット。1年中、毎週水曜の午後2時から開催されています。
いろんなきのこを扱うきのこ屋さん。
お店の中ではありとあらゆるものが量り売りで売られています。
少しだけほしいときや、とりあえず試してみたいときにすごく便利。
実はアメリカに行く直前の約1年間、私はベジタリアンでした。具体的にどこが悪いというわけではなかったのですが、いつも疲れていて調子が悪かったので、とにかく健康になりたくて、ストイックに食事制限をしていたんです。
もともと野菜と果物、パンが好きだったので、お肉やお魚を食べないことは会食時以外困ることはありませんでした。野菜の美味しさに目覚めてしまうと、案外野菜だけで満足できてしまうものです。
ちなみにこの時私がしていた食事制限というのが、中国医療の先生からの指導によるこんなものでした。
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一番大変だったのは白砂糖を避けること。お惣菜など、大半の食べ物には砂糖(安価な白砂糖)が含まれています。はちみつで甘みがつけられているものにすら砂糖が加えられていたりするんです。
どうしても甘みがほしいときははちみつ、メープルシロップ、ココナッツシュガーやアガベシロップ、ライスシロップなどを使っていました。そんな経験から、白砂糖に変わるものを探すくせがついていて、アメリカにはたくさんの選択肢があるなあと感じました。
私は結局その後、なんでも食べるようになりましたが、たまに当時の快便っぷりと睡眠時間が短くても元気だったことを思い出します。
話が脱線しましたが、以前の記事でポートランドは美味しいものが多いと書きいいたとおり、野菜も果物もお肉も種類が豊富なので気になるものはとにかく試してみてほしいなと思います。ポートランドでしか楽しめない味がたくさんあるので!
他にもファーマーズマーケットはあるのですが、通年でやっていて、中心部から近く、短期間で訪れた方が行きやすいのはこちらの2つかと思います。
春、夏に行かれる方は他のファーマーズマーケットにも行かれてみてください。こちらのサイトでチェックできます。Portland Farmers Market